Annco Miura

静岡県出身の日本人画家。 幼い頃、書道の先生である叔母の元で筆の持ち方を学び、絵画や芸術的作品などに触れる 機会を与えられる。 自由に感じ自由に表現する事を重んじた叔母の教育は、伝統や型にとらわれることなく冒 険心を持って常に制作し続ける現在の基盤を作る。 日常的に制作を続けていくうちに日本を離れ、より感受性豊かな表現を現実的に出来る様 にする為にフランスへの移住を考える。2010年末パリに住み始め、2011年初めにはパリ市運営の芸術団体に所属、フランスでの 本格的な画家としての制作活動をスタートする。 パリから様々な都市、国へと積極的に旅をし、人や文化に出逢い、更にインスピレーショ ンを得る。 日本から遠く離れた異国の地を「体感」することによってより強く自分の国の文化や精神 性が自身に深く在るということも再発見する。 数年間様々な試みや新しい技法の発見を繰り返し、芸術的創造は、追求、発見、冒険、失 敗、成功、といった迷路に似た人生の道筋から生じる無限の可能性と複雑さを象徴する 「形」や「線」を使い、抽象的絵画として構成されている。 非常にダイナミックかつ繊細さも持つ作品からは、観る者が空気の震えや「空間」を感じ 取ることが出来る為、第5感と第6感の間、第5.5感を見る者に感じさせる。 現在はパリのアトリエを中心に様々な国や都市のギャラリーでの展示会やサロンに参加。 作品は、日本、フランス、イタリア、ニューヨークなどの主要なコレクションの一部になっ ている。 パリでは特にマレ地区のギャラリーMIRROIRでの個展、そして16区のギャラリーLINDA FARRELLでの2回にわたる個展を通して現在も尚コレクショナーとのやり取りが盛であ る。
201811月、マドリッドのブルガリスペイン本店での個展は雑誌Madame Figaroに掲載さ れ話題になり、レセプションパーティには多くの署名人や、元大臣の方々にもご来場頂き 大盛況となる。20199月より、ルイヴィトンのインテリアデザインディレクターによって大阪高島屋店 改装に伴い店内サロンと売り場にて新作を発表している。2020年と2021年には、日本、フランス、イタリア、スペインでいくつかの展覧会を計画 中。

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